どんなポイント?
思わずのんびりダイブしたくなるような、砂地が綺麗なビーチポイントです。北側のテトラポッドには様々な魚が群れています。潮が満ちている時に潜れば、浅場にある「富戸ホール」に入ることができ、天気の良い時はホールに差し込む綺麗な光を楽しむことができます。
以下では、冬に潜った経験を元にこのポイントを紹介します。
エントリーして右側に行くと岩場と富戸ホールと呼ばれる地形を、左へ行くとテトラポットの周りに群れる魚と楽しめます。ガシガシ泳げば両方回れなくもないですが、のんびり楽しもうと思うとどちらか一方を選択することになります。
エントリーして正面に少し泳ぐと広大な砂地に出ます。透明度の高い日に潜ると遠くまで広がる砂地が見えて、のんびりダイブをしたくなります。その上キビナゴが群れていたりすると、気分はのんびりダイブ&群れ・・・ということで左側に行きます。
左手に見える岩場に沿って砂地をのんびりと泳いでいきます。ところどころで砂地に生える魚の群れが見られます。
ふと砂地の方を見上げれば(多分)キビナゴの群れがキラキラと輝いています。ビーチでこんなに綺麗な砂地を泳げるポイントはなかなかないと思います。癒し系のんびりダイブにピッタリです。
エントリーから10分ほどのんびり泳ぐとテトラポッドが見えてきます。この辺りが常時魚が群れているポイントです。背後は広大な砂地なので、ネンブツダイの群れが実際よりずっと大きく感じます。
もっとテトラポッドに寄ってみると、テトラポッドの間にネンブツダイが密密です。人工物にこれでもかというくらいよく見かける魚が群れている光景は対馬の太田浜を思い出します。
ここからさらに先は潜水禁止区域になっていますので、あまり先に行きすぎないようにしましょう。
砂地のあちこちにハゼが住んでいます。写真はよく見かけるダテハゼくんと共生するテッポウエビを撮影しようとじっと待っていたけれども結局現れなかったの図です。
帰りは来た砂地をそのまま戻っても良いですし、左手に見てきた岩場に上がって生き物探しをしながら帰るのも良いと思います。
エントリー口から左手に行っても十分エアは残るので、エントリー口付近にあるヨコバマ名物の「富戸ホール」に寄ることができます。ただし、「富戸ホール」は浅場にあるため、潮が満ちている時にしか入れません。初めて潜った時には潮が引いていたらしく、「富戸ホール」が見つかりすらしませんでした。興味がある方は潜る日の満潮の時間をきっちりチェックしておきましょう。
ポイントデータ
レベル | 初級 |
形態 | ビーチダイブ |
水深 | 〜 15m |
水温の目安 | 14 〜 16度(3月) |
ヨコバマのエントリー口はサービスの更衣室や機材洗い場があるところから徒歩5分ほどの離れたところにあります。機材を背負って気合いで歩けない距離ではありませんが、ダイビングサービスで借りられる軽トラで運ぶと良いと思います。