どんなポイント?
広大な砂地がメインのポイントです。同じ富戸のヨコバマと比較して砂の粒が荒く、見られる生物がちょっと違うのが面白いです。エントリーしてすぐに石を積んだ魚礁があります。砂地を一回りしてから魚礁でじっくり生き物を探して観察するというのがおすすめの遊び方です。
以下では、冬に潜った経験を元に本ポイントを紹介します。
石積魚礁は帰りにゆっくり寄ることにして、まずは広大砂地に繰り出します。ニザダイの群れが砂地をついばむ姿が見られました。ニザダイは海藻類をエサとするので、荒い砂に生えた藻をついばんでいたのだと思います。ヨコバマの砂地の砂は細やかなので、向こうではこういう光景は見られません。普段はフラフラしていることが多く、あまり気にも留めないニザダイですが、群れが一斉に食事している姿を見ると見応えがありますね。
広大な砂地をぐるっと一周回って石積魚礁に帰ってきて生き物探しをします。冬も終盤になると色々な魚の稚魚が見られるようになります。たくさんの稚魚が泳いでいる姿は春の訪れを感じさせますが、いかんせん小さすぎて目を凝らしても何の魚かわからないんですよね・・・。
石積魚礁で生き物を探していると現れたトラウツボ(小)です。隙間の内側に入ってしまっていますが、エビもちょこちょこ見つかります。
所々に結構立派なサイズのソフトコーラルがあります。
生き物が一杯いるという感じのポイントではありませんが、とにかく広いので、心穏やかにのんびり泳ぎたいという時にはうってつけのポイントかと思います。
ポイントデータ
レベル | 初級 |
形態 | ビーチダイブ |
水深 | 〜 15m |
水温の目安 | 14 〜 16度(3月) |