【沖縄・慶良間諸島】唐馬 No.1 – 一面の砂地に点在する根に群れるケラマハナダイが美しいポイント!

どんなポイント?

唐馬(とうま)No.1 は座間見島の南側にあるポイントです。一面の砂地が広がっており、その砂地の中に点在する根(というか岩場?)を訪れては群れる魚群を見て楽しめます。

慶良間諸島の各島に囲まれているので悪天候に比較的強く、特に北風が吹く秋から冬にかけてよく選ばれるポイントです。

以下ではその秋に潜った経験を元にこのポイントを紹介します。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影した一面に広がる砂地

エントリーするとこんな感じで一面の砂地です。のんびり砂地ダイブ好きにはたまらないです。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したサンゴに隠れるデバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ナンヨウハギ

ところどころある根と言うには小さな岩に生息している周りにはフタスジリュウキュウスズメダイやデバスズメダイ、ナンヨウハギが群れています。近づくとみんなサンゴの中に隠れてちょろちょろと。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したヒメダテハゼ

根から根に移動する間の砂地にはところどころハゼがいます。これは目の周りが長いまつ毛に見えるヒメダテハゼかな?

写真に残しませんでしたが、ヒレナガネジリンボウもいました。ヤシャハゼもいるらしく、それを狙って潜ったこともありましたが結局見つからず・・・。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したケラマハナダイの群れ

大きめの根にはケラマハナダイが群れています。背びれに赤いワンポイントがあるのがオス、尾びれの先が赤いのがメスです。ハーレムですねぇ。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したクマノミ

同じ根にはクマノミもいました。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影した一面の砂地に生息するチンアナゴ達

当ポイントには大量のチンアナゴ生息ゾーンがあります。よく見るとほとんどがペアになっていることがわかりますね。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したサンゴに隠れるフタスジリュウキュウスズメダイの群れ

そして再びサンゴに隠れるフタスジリュウキュウスズメダイの群れ。ダイビングを始めたばかりの頃は、このサンゴの中でちょろちょろ動くリュウキュウスズメダイが好きで、この動画ばかり撮っていたなぁと思い出します。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したハマクマノミ

ハマクマノミも見つかりました。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したアオサメハダウミウシ?

近くの根でこんなウミウシを見つけました。一緒に潜っていた人と色々調べた結果、アオサメハダウミウシかなぁ・・・という結論に落ち着きましたが、お互い自身なさげ。世界のウミウシさんに投稿されている写真を見てもなんか違う気もするんですよね。

一緒に調べた人はこの日初めて出会った人。初対面の人と見たものについて真剣に議論できるってのはダイビングの面白い側面の1つだと思います。

沖縄慶良間諸島唐馬No.1で撮影したクロユリハゼの群れ

最後にクロユリハゼの群れです。これだけいればヒレを広げた個体が1匹はいるだろ、の精神で撮った写真です。

流れも緩やかで全体的にのんびり潜れるポイントですが、チャレンジングなポイントもあります。

水深35m付近に「アザハタの根」と呼ばれる、アザハタが住み、キンメモドキが群れる根があるそうです(参考)。水深35mだとダイブタイムが削られるなかなかハードなダイブになってしまいますが、一度行ってみたいなと思います。

リクエスト通るかな・・・

ポイントデータ

レベル初級(アザハタの根は中級〜上級)
形態ボートダイブ
水深10 〜 25m
水温の目安26 〜 28度(10月)