どんなポイント?
波左間を代表する、日本唯一の海底神社があるポイントです。大きなコブダイが住み着いています。岩場も砂地もあるので、様々な生物を見ることができます。
以下の紹介内容は、夏に潜った時に基づいたものです。
エントリーするとすぐに神社の立派な大鳥居が現れます。大鳥居の周りにはコブダイがたむろしていて、ダイバーを迎えてくれます。波左間海中公園の代表が30年以上心を通わせてきたというコブダイの「頼子」もここでダイバーを歓迎してくれます。
コブダイの頼子です。コブダイは日本以外ではあまり見られないんだそうです。アップで見てみるとかなりグロい風貌をしていますが、小さくて綺麗な魚ばかりが海の生物なのではないということを思い出させてくれます。
頼子はこの縄張りのボスだそうで、縄張り意識の強いコブダイ界の数多のライバルからこの地域を守ってきたそうです。口元もそうですが、目元の傷もこの名誉の負傷なんでしょうか。
大鳥居の横には空気の入ったドームがあり、その周りにミギマキやオオモンハタ、イシガキダイなどの比較的大きな魚が群れていました。
大鳥居を超えて少し泳いでいくと海底神社があります。この日は玉串の榊が綺麗な緑で立派でした。イソバナが地上の神社の木を彷彿させて、そこにキンギョハナダイが群れていてとても素敵な神社です。
毎月1日と15日に榊をお供えしているそうです。この写真を撮影したのは6日なので、月の半分くらいはこの青々とした榊のある神社を見ることができそうです。
高根には岩場もあり、その岩場にはウツボやエビの仲間、ギンポの仲間が住んでいます。潜った際にはトラウツボやウツボ、アカシマシラヒゲエビが見られました。
ふと上を見上げると、時折群れが見られます。この時はメバルの群れが見られました。
ポイントデータ
レベル | 初級 |
形態 | ボートダイブ |
水深 | 10 〜 20m |
水温の目安 | 18 〜 20度(6月) |