タイタオ島にある「サウスウェストピナクル」というダイビングポイントを紹介します。
サウスウェストピナクルってどんなところ?
タオ島南西にある、チュンポンピナクルと双璧をなすダイナミックな外洋ポイントです。タオ島の玄関口であるメーハード港(Mae Haad Pier)から30分ちょっとボートに揺られて辿り着けます。
チュンポンピナクルにも興味がある方はこちらもどうぞ。
濃い魚影
チュンポンピナクル同様、魚影の濃さはタオ島ポイント随一です。
クロリボンスズメダイの群れは特にすごいです。あまりに魚影が濃くて、太陽の光が遮られるくらいです。
クロリボンスズメダイは日本でも見られますが、これだけの群れが見られるのはタオ島ならではでしょう。
他にはテルメアジも群れていますね。
大物系では、シェブロンバラクーダの群れもよく見られます。
少し遠目から撮影しているので見えづらいですが、銀色に輝くボディを持ったバラクーダが密に群れている姿はピカピカ光っていて綺麗です。
あ、背後の泡は全部ダイバーの呼気です。混雑する時間にエントリーするとこんな景色になってしまうので、朝早く港を出てくれるショップさんにお世話になるのが良いです。
一回り大きなピックハンドルバラクーダ(イエローテールバラクーダ or イエローフィンバラクーダとも呼ぶ)も群れています。
イソギンチャクの群生
イソギンチャクがこれでもかというくらいあちこちに固まって生息しています。
外洋ポイントならではの流れでイソギンチャクがそよぐ姿は心が落ち着くもので、ずっと見ていられます。
イソギンチャクにはハナビラクマノミがこれまた大群で共生しています。
日本ではなかなか群れることのないハナビラクマノミの群れ(というか群生)が見られるのも、タオ島ならではの風景です。
ジンベイザメが見られる
時折、魚類最大級であるジンベイザメと出会うことができます。
え?写真はないのか?
ありませぬ・・・。私は、このポイントでジンベイザメに出会ったことがないのです。
タオ島ショップの Twitter や Facebook、Instagram 等ではよく目撃報告が上がっています。頻度はチュンポンピナクルよりちょっと少ないでしょうか。
ポイントデータ
項目 | 内容 |
---|---|
レベル | 中級 〜 |
形態 | ボートダイブ |
水深 | 〜 25m |
水温の目安 | 29 〜 31度(4月) |
外洋ポイントらしく多少の流れはありますので、中級者以上向けのポイントだと思います。