都心から車で2時間半、奥駿河湾にあるスポットです。色々な生き物を見られますが、夏にはビーチダイブなのに群れも楽しめます。天気が良ければダイビングサービスから富士山が見え、ダイビングですごす休日をより気持ちの良いものにしてくれます。
ポイント紹介
ビーチ東
平沢のメインポイントです。エントリーするとすぐに、夏から秋はソラスズメダイの群れ、冬は一面の海藻が迎えてくれます。ここまで季節感が露骨に感じられるポイントはそうはないと思います。
サイズの大きな土管を積み重ねた土管魚礁の周りには色とりどりのソフトコーラルが群生しており、その周りにキンギョハナダイが群れて彩りを添えています。ヒレナガネジリンボウや一年中いるダテハゼなどのハゼや、オキゴンベのような映える魚もいます。
イソギンチャクには数々のエビが住んでいますので、エビの観察にも適しています。最大水深は 15m くらいなので初級者でも楽しめるポイントです。
ビーチ西
手すりに沿ってエントリーすると水深 8m くらいに広い砂地があり、オープンウォーター講習によく使われるポイントです。
人工出島「ヘッドランド」に沿って泳いで行くとゴロタにはネンブツダイが、海側には春から秋にかけてスズメダイやメジナなど様々な魚の群れが見られます。ギンポも多く、春先には婚姻色に変化したヒメギンポが見られました。
最大水深は 15m くらいと東側とあまり変わりません。西からエントリーして東に抜けることもできます。
平沢で潜るには？
現地サービスである平沢マリンセンターにお世話になりましょう。個人で申し込むのもよし、都市型ショップの平沢ツアーに参加するもよしです。
施設は新しく、何より圧倒的なスペースがあります。着替えるのもシャワーを浴びるのも、機材を洗うのも、ここほどストレスフリーの場所はそうはありません。
天気が良い日は施設から富士山が見えます。「潜りに来たんだから富士山なんて興味ないや」と最初は思っていたのですが、１本潜ってきて水面休憩している時に富士山が見えると、「ああ、いい休日だな」と、ダイビングにプラスアルファの満足度がありました。
ちなみに潜ったことはないですが、ボートダイブもあります。