どんなポイント?
波左間にある枠型のコンクリートがジャングルジムのようにこれでもかというくらい積み重ねられた人工魚礁のポイントです。魚礁にはソフトコーラル、ハードコーラルで群生しており、その周りをキンギョハナダイやスズメダイが群れています。魚礁の中にはキンチャクダイのような綺麗な魚がいたり、ウミウシやギンポのようなマクロ生物も豊富です。普段高根にいるコブダイの「頼子」がここまで来ることもたまにあります。
以下では、夏の様子を紹介します。
コンクリート魚礁の1パーツはこんな感じで、ソフトコーラルが生い茂っており、その中にスズメダイやキンギョハナダイの群れが生息しています。
魚礁の内外には様々な魚が泳いでいます。ソフトコーラルに覆われている魚礁をバックに写真を撮ると、シマウミスズメやカワハギのようなありふれた魚も映えて見えますね。
オキゴンベ&ミナミゴンベのゴンベーズです。魚礁は平坦な部分が多いので、ちょろちょろ動き回られてもあまり障害物に隠れられることもありません。ゴンベ撮影の練習に絶好かと思います。
じっくり探すとマクロ生物も豊富です。橙色のイソバナにはオルトマンワラエビが生息しています。魚礁の側面にはギンポが隠れるのにおあつらえ向きの穴がたくさんあるので、ちょこちょこギンポがいます。
魚礁の外に目を向けてみると、キンギョハナダイが群れています。群れは大きく、ワイドコンバージョンレンズがあればもっと群全体を表現できると思います。
高根の守護神であるコブダイの「頼子」がここドリームまで出張して来てくれることがあります。高根よりこちらの方が広々としているので、一緒に遊ぶならこっちの方が良いのかもしれません。
>> 波左間の他のポイントを見る
ポイントデータ
レベル | 初級 |
形態 | ボートダイブ |
水深 | 16 〜 24m |
水温の目安 | 16 〜 18度(6月) |
魚礁上部で水深が16mあります。水深18m以下に潜降するのはほぼ必須なので、アドバンスが必要です。水底で24mと若干深めなので、生き物に夢中になって DECO を出さないように注意が必要です。魚礁内部に入る場合は、珊瑚などを傷つけないように気をつけましょう。