タイのピピ島から潜りに行けるポイント、ビダ・ナイ(Bida Nai)をレポートします。
ビダ・ナイってどんなポイント?
ビダ・ノック島(Koh Bida Nok)のすぐそばにあるビダ・ナイ島(Koh Bida Nai)の周りを潜るポイントです。2つの島は非常に近いので、見られる生き物もよく似ています。
キンセンフエダイの群れなどピピ島周辺らしい風景が見られる中で、個人的に印象深かったのは、地味ですがサンゴの育成現場でした。
ピピ島発のダイビングは大体2本セット(午前2本または午後2本)なのですが、ビダ・ノック島が第1選択になり、その周辺でもう1本というケースが多い気がします。なので、ビダ・ナイ島を潜ってみたければ少なくとも2日くらいは滞在した方が良いかなと思います。
私が潜った時は午後だったので、1本目にビダ・ナイ島に行って、2本目にビダ・ノック島を潜って帰ってきました。私を含めて1日4本潜る方が何人かいらっしゃったので、4本目はビダ・ノック島の浅場で窒素を抜くとして、3本目に別のところに行くか、というような配慮だったのではないかなと思います。
ピピ島らしい魚群
ピピ島周辺といえば、キンセンフエダイやフタホシフエダイの大群です。初めて見た時は圧倒されましたし、それ以降はこれを見ると「ピピ島で潜っているんだー」という郷愁の感にも近い感覚に駆られます。

岩場を覆い隠さんばかりの群れには毎度見惚れてしまいます。

色彩豊かな小群れ
キンセンフエダイやフタホシフエダイの群れをよく見ると、黄色が美しいヨスジフエダイが混ざっていたりします。逆にいうと、ヨスジフエダイ単独の群れってピピ島周辺ではあまり見かけないのですが(キンセンフエダイの群れにばかり目が行くから?)、偶然見つけた小さな群れがこちら。黄色が映えていて個人的には好きな魚です。一緒に写っているイソバナの色がもう少し鮮やかならもっといい絵になったのになと思いますが、まあ仕方がない。

ヨメヒメジの群れも見られました。光を当てないと地味なやつですが、赤茶色で結構オシャレなお魚です。

その他、鮮やかなウメイロモドキの群れも見られました。
枝サンゴ
至る所で枝サンゴが見られます。

平地を泳いでいて現れたのが整然と並んだサンゴでした。なんか不自然だなと思って近づいてみると、サンゴ植樹の現場でした。平沢などで保全活動の一環として取り組んでいるのは知っていたのですが、ここで初めて現物見ました。

タイは自然をが自然である状態をすごく大事にしている印象があるので、人工的にサンゴを生育しているのはちょっと驚きでした。2004年にあった津波被害で大打撃を受けたサンゴがまだ十分に回復したと言えないからなのか、海水温の上昇の影響で従来のサンゴが緩やかな打撃を受けることを見越しての行動なのか、色々思い当たる節はありますが、実際はよくわかりません。
クマノミ2種

タイに来てまでカクレクマノミかー、と思ってしまうかもしれませんが、タイではカクレクマノミは案外珍しい気がします。

むしろタイのあちこちで見られるのはこちらのセジロクマノミな気がします。私がタオ島でよく潜るからかもしれませんが。
ポイントデータ
| レベル | 初級 〜 |
| 形態 | ボートダイブ |
| 水深 | 〜 25m |
| 水温の目安 | 27 〜 29度(2月) |
エントリーはフリー潜降ですが、比較的穏やかなポイントですので、経験浅めの方でもあまり心配はいらないと思います。