どんなポイント?
ビーチダイブなのに春から夏にかけてメジナやネンブツダイの群れが見られるポイントです。エントリーすると水深8mくらいのところに広い砂地があります。この砂地がオープンウォーター講習に適している場所のせいか、フィンピボットの練習をしている講習生をよく見かけます。
講習の砂地から奥に泳いで行くと、左手にゴロタが見えます。この周りにネンブツダイが大量に群れています。
講習用にパイプがたくさん置いてあります。パイプといえばギンポ。そこを住処にするコケギンポやミナミギンポがいます。春にかけては婚姻色を纏ったヒメギンポのオスが見られました。
人工出島である「ヘッドランド」沿いに北上して行くと、スズメダイなどの群れが見られます。ビーチエントリーから10分も経たずにこれだけの群れが見られるのは嬉しいです。
ヘッドランド沿いに進んでいくと開けてきて、やがて潜水禁止エリアを示すブイに行き当たります。春に潜った時にここにいたのは、どう写真を撮ったら正解なのかいまだによくわからないオオモンカエルアンコウです。今回はとりあえず正面から(顎の下から)撮った写真です。そのそばには平地があり、イロカエルアンコウがいました。
講習が行われる砂地ゾーンでは、夏から秋にかけてよくウミテングが見られます。モゾモゾ動く姿は講習を受講しながらでも、ファンダイブ中でも楽しめますね。
ビーチ東側ではあまり見られない(キンギョハナダイ以外の)群れやギンポの仲間が見られるのが西側の特徴だと思います。
今回のレポートはビーチ西側のみで楽しんだ際の紹介ですが、西側からエントリーして東側に抜けることもできます。結構な距離泳ぎますがそんなに非現実的な距離でもなく、親切にガイドロープを張ってくれていますので、迷う心配もありません。こういう自由度が高いところはビーチダイブの良いところだと思います。
ポイントデータ
難易度 | 初級 |
形式 | ビーチダイブ |
水深 | 〜 15m |
水温の目安 | 16 〜 18度(3月)、22 〜 24度(8月) |
エントリー口には手すりが設置されているので、安心してエントリーできます。