どんなポイント?
黒島南はその名の通り黒島の南端にあるポイントです。ハードとソフト両方のサンゴが広々とした地形に群生しています。流れも強くないことが多いので、のんびりと海の広さを味わうのに適したポイントです。
秋に潜った経験を元に本ポイントを紹介します。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したサンゴ礁](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2633-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
全体的にこんな感じで、さまざまなサンゴがなだらかな斜面の一面に群生していて、海の広さを感じられるポイントです。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したソフトコーラル](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2632-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
こんな触り心地の良さそうな(触らないですが)ソフトコーラルや、
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したハードコーラル](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2635-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
彩りが綺麗なハードコーラルが生息しています。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したアマミスズメダイの群れ](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2643-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
サンゴ礁の上にはアマミスズメダイやハナゴイが群れています。グルクンの群れが通り過ぎていくこともしばしばです。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したサンゴとクレバス](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2627-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
サンゴが群生している斜面にはところどころ溝(クレバス)があります。クレバスの壁にはウミウシやギンポが隠れています。
ウミウシはイボ系ばかりしか見られませんでしたが、ギンポはタテジマヘビギンポやニセクロスジギンポなど何種類か見られました。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したニセクロスジギンポ](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2657-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
これがニセクロスジギンポ。クリーナーフィッシュとして有名なホンソメワケベラのそっくりさんとして有名ですが、ギンポよろしく穴に入っている状態では間違いようもなく・・・。
ホンソメワケベラとの区別方法の1つは口の位置です。ホンソメワケベラはおちょぼ口が鼻(?)の先についているのに対して、ニセクロスジギンポは鼻(?)の下に付いています。この口の位置がよく分かりますね。
ちなみにギンポの仲間にもクロスジギンポというそっくりさんがいるらしく、こちらの見分け方の1つも口の位置だとのこと。ワカリニクイ・・・(こちらのページがこの辺とても詳しいです)。
![沖縄慶良間諸島黒島南で撮影したイロブダイの幼魚](https://life-with-dive.jp/wp-content/uploads/20191103-DSCN2636-kuroshimaminami-kuroisland-okinawa.jpg)
ちょっと珍しい魚としては、イロブダイの幼魚を見かけました。
マクロ中心に紹介してしまった感がありますが、黒島南では稀にマンタに出会えることもあるようです。
ポイントデータ
レベル | 初級 |
形態 | ボートダイブ |
水深 | 〜 20m |
水温の目安 | 24 〜 26度(11月) |
同じ黒島周辺の黒島北などと比較すると流れが落ち着いていることが多いので、初級者から潜れるポイントだと思います。